公開稽古について。「性別なんてなければよかったね」

「それで、どうしたいの?」

 

「どうしたいかじゃない。どうしたくもない。」

 

そっか、って言ってまた同じ。

 

何を話しても、最後は同じ。

 

君と私の内緒の関係。

 

 

 

『新釈トリスタンとイゾルデ-tRLiar(トライアー)-』

 

どうしようもない昔の話。

 

 

 

 

ときは、空想上の中世ヨーロッパ。

 

お姫様は、船に揺られていた。

 

行きたくもないところに連れて行かれる。

 

知らない男と結婚するために。

 

その男はマルク王と言うらしい。

 

王様でも奴隷でも、そんなんどうだって良い。

 

意思ではない嫁入りなど、死んだほうがマシだ。

 

そんなことを思うお姫様のそばで、

 

その女は静かに微笑んでいた。

 

その女は、ブランゲーネ。

 

 

 

 

お姫様の忠実な侍女だった。

 

 

侍女、だった。忠実な。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好きじゃなくてもできる女と

 

好きな人としかできない男。の話。

 

 

愛って、けっこう簡単だ。

 

そもそも無いものなのだから。

 

簡単だって、思えば、とっても簡単だ。

 

 

 

 

 

脚本akariが、ワーグナーのオペラを再解釈。

 

わたしの 男女観を みてください。

 

性別なんて、なければよかったね。

 

 

 

 

 

 

6月28日(水)19:30〜

上の作品を公開稽古します。

 

 

 

 

 

 

白目の割合に重きを置き、

 

顎の角度を気にしながら、

 

お客さんへの見せ方をとことん詰める。

 

 

 

 

目撃者になってもらいます。

 

 

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サロメのこと

SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男、

 

無事終演しました。

 

 

御来場いただきありがとうございました。

 

 

まずは、はじめにこの企画を「アリ」

だと受け入れてくれた小林竜太に感謝を。
これがやりたいの、を受け止めてくれた。
本当にありがとう。

 

 

そして、やりたいの、を形にしてくれた中居さんに感謝を。

本当に本当にありがとうございました。

ありがとうもごめんなさいも、同じだけある。何もできないけれど、私はこれから長い時間をかけて恩返ししたいです。

 

よくわからない団体なのに、出演してくれたかえでさん、まやさん、ひらてちゃん。
ごめんなさい。ありがとうございました。
芝居、すごかった。

好きです。みなさんのこと大好きです。

 

いっぱいいっぱい動いてくれた丹羽くん。
君は君が思ってるよりずっと素敵だ。

 

この作品を完成させてくださった照明の橋本さん。

美しくかっこいい照明デザインでした。

芸術を作ってくださって、ありがとうございました。

 

 

 

あの人みたいにかっこよくない
あの人みたいに人の心を読めない
あの人みたいに可愛くない
あの人みたいに演技が上手じゃない
あの人みたいに不思議な魅力もない

 

 

以前あった私の微かな魅力もなくなってしまって
中学高校大学で感じてた劣等感を
またこの半年間感じた。

 

 

 

死ねなかったか、
もっと死ねたはずだな

 

 

昨日終演後、再び人が宇宙人みたいに見えた

 

 

またやりたいよ サロメ

 

またやろう

 

やれるように私頑張ります

 

 

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一旦出して気合い入れた

サロメの稽古も深まってきています。昨日は公園での稽古の後、同級生の芝居仲間、そして今回の企画に一番に乗っかってくれた小林と少しだけ話しました。初めましては一昨年の10月ですが、ちゃんと話したのは去年6月。そこからたくさん舞台の話をした仲間です。
私は、Twitterなどで座組内の褒め合いをすることは好きじゃないです。「〇〇さんには、色々教えてもらっています。成長できる舞台です!」とか、褒め合いの役者紹介とか嫌い。「成長できる舞台」だから「良い」っていう評価も嫌い。お金もらって見にきてもらって舞台に立つ以上は「成長できる」とか言ってる場合じゃない。自己評価でしかないし、成長はお客さんには伝わらないし評価はそこじゃない。
正しいかどうかは分からないけれど、私は上のような考えを持っているんだと座組みの方達には伝えて組織が成り立っています。理解していただいて、本当にありがたい。
本当はもっともっと感謝したいし、中居さんの演技の幅のすごさとか小林竜太の役への執念とか平手のキャラクターの独創性とかまやさんの万能的で専門的な役作りとかかえでさんの細やかな芝居へのアプローチの仕方とか丹羽くんの丹羽くんなりの思いやりとか、本当はいっぱいいっぱいみんなに知って欲しい。私なんかのために、こんなに素敵な人たちが集まって真剣にやってくれてるんだよ、ってみんなに自慢しまくりたい。
でも、お客さんにはそんなのは関係ない。バックグラウンドで評価して欲しくない。純粋に作品を見て欲しい。
なので、ありがとうありがとうの気持ちを抑えて、一脚本家として一ダンサーとして舞台に臨みます。公演終わったらいっぱい言う。本当に本当に本当に、素敵で優しくて怖くてストイックな人たちなの。感謝してもしたりない。
何にも変えられない人たち。
これでサロメ終わったら会えなくなっちゃうのかと思うと、ずっと終わって欲しくない。

私も思いがたくさん詰まったサロメ、どうか見にきてください。

 

SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男

2016年夏、私は脚本を書きました。

 

「SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男」

 

サー・ローマ。

 

ただのダジャレです。

 

イエッサー!のサー。

 

文法的にも合っていない。

 

けれど、

 

とってもしっくりきました。

 

オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」と出会ったのは、

 

大学生の頃でした。

 

その頃は演劇や芝居に興味もなく、

 

ただの読み物として読んだのでした。

 

潔い物語だ、と思いました。

 

 

 

ところで私は、男運がとても悪いです。

 

難あり、ばかり。

 

きっと私に欠点があるのでしょうけれど、

 

とにかく悪くて。

 

舞踊作品「谷崎潤一郎『春琴抄』を読んで」

 

を見ていただくと

 

なんとなく察しがつくと思うのですが...。

 

谷崎潤一郎『春琴抄』を読んで - YouTube

 

我が身の不運を嘆くというよりは、

 

情けなくて...。

 

 

今回の作品のコピーは、

 

--狂おしいほどに、愛して

 

です。

 

そういうことです。

 

セリフひとつひとつが、

 

強かで

 

暖かく

 

時に、切れ味鋭い刃となっています。

 

脳汁ドバドバ系の作品ではありませんが、

 

--誰でも良かった。

 

少しずつ言葉が響いたら良いなと思います。

 

そして、見終わったお客様は、

 

ナンジャーレの階段を降りるときは複雑な顔して悩んでもらって、

 

それで一旦外に出たら見たことなんか忘れて、

 

清らかな新年度を迎えて欲しいと思っています。

 

 

 

手に入れられた男
手に入れられなかった女


捨てられた男
捨てられなかった女


あきらめた男
あきらめられなかった女

 

 

 

 

 

 

--あなたは、どれですか?

 

 

 

 

 

pic.twitter.com/PQq6EUw0ei

「SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男」
3/31-4/2 ナンジャーレ

 

 

 

サロメ のこと

世界初演まであと36日】

 

 

毎日すみません。

 

 

世界初演だなんて大げさな、
という感じなのですが、私はこの作品を再演するかしないかは別にして、
生涯連れ添って生きていきたい作品だと思っています。

 

 

仏語の原文は読めなかったのですが、
3人の翻訳者による3パターンの「サロメ」を読み、英語版の台本を読んで、
新しく解釈を加え書き下ろした脚本です。

 

 

サロメが処女じゃなかったら

・ローマ人の男を中心に取り巻く物語だったら

・自害したシリア人が抱えている背景があったら

・ヨカナーンは誰だったのか

 

 

これらの内容を踏まえて書きました。

 

 

賈島の漢詩や、ワイルドの他の作品も関係しています。

 

 

芝居の台本には珍しいのでしょうか、引用文献/参考文献、脚注が適宜載っている「大学院生が書いた脚本」です。

 


この台本も当日売ります。気になる方は是非手にとっていただければと思います。

 

 

実を言うと、この作品はワイルドの「サロメ」を踏まえつつ、私の実体験を要素で加えて書いています。

 


これまで出会った男性たちとの会話、忘れられない言い回し、言って欲しかったこと、信じてしまった言葉......

 

少しずつ入れて出来上がった作品です。

 

 

 

「思い返せば、

 

 

エキゾチックはプラトニックを望まなかった。

 

 

平和を好むふりをして争いを生み出していた。

 

 

あなたはどこまで本気だったの?

その眼が尊いね。。。

 

 

私のことでも愛してくれて?」

 

 

詳細はこちらへ。

https://m.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1221492367968884&id=1142227059228749

 

 

ご予約はこちらへ。

https://www.quartet-online.net/ticket/sirrome?m=0eeibaj

 

 

 

 

 

私を嫌いなあなたへ。

私を嫌いになったあなたへ。

 

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2年間の集大成「SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男」

おはようございます?

 

2016年度も残り2ヶ月。

私の大学院生活も(多分)あと2ヶ月です。

 

この2年間の全てをぶつける舞台を、3月末に名古屋で行います。

 

SIR ROME -サロメ-

ローマと呼ばれた男

 

舞踊と芝居の舞台です。

 

原作は、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』。

 

原作をもとに、福音書を再解釈し脚本化したものを上演します。

 

1.公演の動機

才能があると思う役者さんを自分の舞台で魅せたかったから。

 

2015年秋、私はある芝居の舞台を観に行きました。名古屋小演劇界と呼ばれるものを初めて観ました。そこで一人の俳優さんを見つけました。良い意味で溶け込む気の無い方でした。

 

2016年初め、とある芝居の舞台にダンサーとして出演することになりました。そこで、同い年の魅力的で独特な雰囲気をもつ女優さんを見つけました。

 

2016年初夏、なんと私も役者として舞台に立つことになりました。苦く、しかし印象深い舞台でした。そこで、芝居がしたい!の思いだけで突き進む俳優と女優に出会いました。

 

2016年秋、再び芝居に振付として関わることになりました。そこで、普通の女優さんとは異なる雰囲気をもつ女優さんと出会いました。

 

同時進行で、「サロメ」の再解釈と舞台化・舞踊化を計画していました。サロメには深い思い入れがありますが、それはまた別の機会に。

無知だった名古屋小演劇界のことを少しだけ知って、才能がありぶっ飛んだ人がいるのを知って、「第一弾をやるなら今だな」と思って、まずは同い年の俳優に相談。紆余曲折あり、二転三転することもありましたが、なんとか公演を射程圏内に位置付けることができました。

 

2.公演の見どころ

箇条書きにしておきます。後々付け足していくかも。

(1)精鋭揃いの役者陣

(2)踊りも芝居もあるけど、どちらも蛇足のポジションにはならない(はず)。

(3)かなり赤裸々に書いたニューオールドの会話体の脚本。

(4)芸術に寄せたい舞台。

 

 

あとで他の項目加筆します。

疲れました。休憩。

 

「公演情報」

 

破天荒あかちゃん神の名をつぶやく
「SIR ROME-サロメ-ローマと呼ばれた男」


ワイルド作の戯曲「サロメ」をもとに、
福音書を新解釈。
芝居と舞踊で舞台を創り上げます。


?出演
akari
岩瀬かえで
きくちまや(劇団いがいと女子)
小林竜太(演劇ている)
中居晃一(movemates)
平手さやか(劇団秘密基地)

 

 

?スタッフ
脚本 akari
演出 中居晃一
演出助手 丹羽駿太
舞台監督 小林竜太
制作 今井あや子
衣裳協力 tamaco(ピクルス)
協力 TORIDE

 

 

?日時
2017年3月31日〜4月2日
3月31日(金)19:30
4月1日(土)11:00?/15:00/19:00
4月2日(日)13:00/17:00
※記載は開演時間。開場は開演の30分前。
※?回(4/1 11時回)は未就学児入場可。

 

 

?会場
ナンジャーレ
(〒453-0013名古屋市中村区亀島2-26-5キジビル4F)

JR名古屋駅新幹線口より徒歩10分
名古屋市営地下鉄亀島駅より徒歩6分
1Fがローソン100のビルです。赤ちゃんがグローブをはめている大きな看板があります。その下に入り口の階段がありますので。そこを上がって2Fの下駄箱で靴を脱ぎ、4Fまでお越し下さい。

 

 

?料金(前売当日同じ)
一般 2000円
学生 1500円
小学生 500円
未就学児 無料(※?回のみご入場いただけます)

 

 

?予約方法
オンライン予約→https://www.quartet-online.net/ticket/sirrome

 

 

?お問合せ先
mail→hatenkou_god@excite.co.jp
Twitterhttp://twitter.com/nagoyakikaku

 

 

?あらすじ
ヘロデは、自分の兄である前王を殺し妃を奪い今の座に就いた。彼は妃の娘である王女サロメ にただならぬ目線を向けているが、その目線に耐えられなくなったサロメは、自分のお目付け役である若 いローマ人の男と関係を持つようになった。その逢瀬の際、預言者ヨカナーンの存在を知った彼女は、彼 が閉じ込められている井戸に向かう。預言者は不吉な言葉を喚き散らして、妃から嫌がられている。預言 者との接触は王により禁じられているのだが、サロメは色仕掛けで見張り番であるシリアの青年に禁を破 らせて、預言者を見てしまう。そして--。

一同、心よりお待ちしております。

 

 

ふぃーーーーどばっく!

2016年ありったけの感謝を。

優柔不断でぽんこつで突拍子もなくてバカで、何言ってるか分かんないことがほとんどで、
自由といえば聞こえは良いけど、奔放で迷惑かけてばかりだ。


百や、時には千の思いを集約させて放った一つの言葉が、人を傷つけてしまうことも多い。
その度に、もう人と交わるのはやめようお家にこもろうと思うけど、人が恋しくてやっぱり絶つなんて無理ってなる。


2016年もたくさんの舞台に立って、たくさんの人に会った。

 

 

 

 

 

 

1月、初めて3人の作品を東京で上演した。
前日稽古が終わって友達の家に衣裳をもらいに行った時は、不安と重圧でぺちゃんこになりそうだった。頑張れ、って言ってくれた友達の顔は今も思い出せる。


私の表現したいものを一緒になって表現してくれた三瓶ちゃんとちさきには、本当に感謝しかない。おかげで、私の代表作になった。
見にきてくれた人たち。泣いてる人、良かったよって言ってくれた友達、やっぱり舞台の後の見てくれた人の顔とか感想は忘れられない。

 

 

 

 

 

4月、名古屋で初めて公演をした。
20近い作品を作った。

遠方から来てくれた人、朝激励のメッセージをしてくれた友達、お花を贈ってくれた友達。
そして一緒に死にものぐるいで踊ってくれた7人の私のかけがえのないダンサー。
人には人が伝えなきゃと思った。

 

 

 

 

 

 

5月、東京名古屋大阪で踊った。
念願のライブペイントとコラボを2度もできた。

友人のたまちゃんとしおぴいが叶えてくれた。とっても楽しかった。叶えてくれてありがとう。


大阪で一人芝居の畑に踏み込んでみた。
惨敗だった。歯が立たなかった。

まだまだだなあと思った。

 

 

 

 

 

6月、初めてお芝居に出た。
正直、稽古に行くのが嫌だった。
年下が多い座組で何話せば良いか分からなくて、行きたくなくて稽古場の建物周りを3周くらいしてから稽古部屋に行ってた。
小屋入りしてから、みんなと話すようになった。

友達を見つけた。

 

 

 

 

8月、発表会に出た。
22回目の発表会。

振付と指導に専念してしまって、悔しい舞台になった。

 

 

 

 

 

10月、トリエンナーレに出た。
9月に引き続いて、縁があってトリエンナーレの展示室で踊らせてもらった。
難しかった。

もっと磨かないとと思って、泣きまくってた月。

不甲斐なさも感じた月。

 

 

 

 

 

 

11月、デザインフェスタに出た。
別府で展示もした。

デザインフェスタの舞台はやっぱり好きだと思った。
でも、このあったかい場所に依存しちゃいけないと思った。あと、人のことを考えて、でも考えても分からなくて、考えまくったことを踊って表現するしかなかった。きっとデザフェスの舞台は、なんか重たい感じだったと思う。

 

 

 

 

 

12月、Growに出た。
カフカ『変身』を読んで」とお別れの舞台。

作品を取り巻く環境や人ともお別れ。

もう踊らない。もう一度踊りたいと思うまで踊らない。

 

 

そして来年に向かう。
一緒に死んでくださいとお願いした人たちとともに、来年は戦場に立つ。
多分来年もこれからもずっと、踊りは一つずつ一人に向かってしか踊れないんだと思う。
思ってもないことを踊れない融通のきかないダンサー。

 

 

 

 

 

私に関わってくれた人、

今一緒にいる人も

さよならした人も喧嘩した人も全員、
全員の幸せを願う。

みんなどうか生きながらえて

幸せになって欲しい。
死にそうなら助けに行く。全員。
関わった人は、全員。
喧嘩した人も疎遠になった人も、


もう一度会った時は

もう一度一緒に仲間になる。

 

 

 

 

 

 


とりあえず来年は日本語の勉強します。

死活問題。