「大人になりたい」(2016/2/4加筆)

f:id:akariballet:20160122023719j:image

1/10 神楽坂セッションハウスにて初演を迎えた「GIRL READY LADY GIRL」(以下"GIRL")。
そして今作「大人になりたい」。
特にここに重点を置いてきたわけでは無いけれど、私の総合的なテーマは「大人と子ども」かもしれない。

中学卒業、高校卒業、大学卒業、結婚、出産。
節目節目に「大人」を目の当たりにしてきた。そして「大人」になるとき、いつもそこには「諦め」が同時に存在していて。

"GIRL"上演本番を迎えるまで、「大人と子ども」問題の決着は、23歳でつくと思っていた。
でも、上演後のお客様の反応やダンサー自身の考えを見て、次のように感じた。

この問題は一生付き合っていく問題だ。

"GIRL"で追った葛藤は死ぬまでの各時期にいつも現れるのではないだろうか。
では、いつ私は「大人」になれるの?

そんなテーマをもって踊ります。



通帳を自分で管理するようになったのは20歳の春。

お酒の味を知ったのは20歳の秋。

生きることは必死になることだと悟ったのは21歳の春。

お辞儀の角度で態度を示せる、なんて単純な世の中だと思ったのは21歳の夏。

周りが思ったより醒めてると知ったのは22歳の春。

ファミリーレストランに初めて行ったのは22歳の秋。

お酒に溺れそうになったのは23歳の春。

自立することは物理的なのか心理的なのか分からなくなったのは23歳の秋。

感謝を表すことが難しいと知ったのも23歳の秋。


カップラーメンの味はまだ知らない。

燃えるような恋も、死んでしまうような失恋もまだ知らない。

大人になりたい。

けれど、大人になるって どういうことだろう。