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あの子の靴を隠した日

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同じクラスのあの子は、


いつも教室の中心にいた。


美人で賢く人懐っこいあの子。


「どうして、あの子ばっかり?」


僕は悔しくてたまらなかった。


たまらなかった。


だから、ある日僕は


あの子の靴を隠した。


あの子の靴をそっと持って


誰にも見つからないところに



埋めた。



埋めたのは、あの子の靴。


と、僕の羞恥心。


僕を作るたくさんのピースが


いっぺんにはじけた。





この作品は副題「FROM THE ART/IST NO.1」 とし、絵画や彫刻など作品からイメージされたストーリーをもとに創作する作品の第1作目です。
今回題材にさせていただいている作品については、現時点では発表はできませんが、後々いずれは発表できたらなと思っています。
なお、私は小心者なので人の靴を埋めたことはありません(笑)

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